大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

センター初診・その1

国立がんセンターというところでの初診の日。
遅刻してはならないので、午前中の打ち合わせを終わらせたらチャリをぶっ飛ばして駅まで向かった(最寄駅からちんたら電車を乗り換えていたら間に合わないので、大きい駅までチャリが一番早いのだ!)。
電車を乗り継ぎ、無事病院へ向かうバスに乗ることができた。

 

事前の電話予約で初診受付の案内をされていたのだが、確かに受付ぽい窓口だけでずらりとたくさんある。説明をちゃんとメモしておいてよかった。さすがの大病院である。
初診受付で何ページにもわたる問診票を渡された。それを書いた後に呼び出しブザー(フードコートのブーブーなるやつより立派なやつ。画面に診察室の番号なども出る)と、とわかりやすい案内を受けた。

 

薬剤師さんのヒアリング、看護師さんからのヒアリングを経て、医師の診察へ。

資料を一通り眺めた若い医師は、手術に至った経緯や、入院後の経過を聞いてきた。

人間ドックであーでこーで、うんぬん。と説明し、手術の最後で穴が空いちゃって〜、という話をしたら、医師はフッと笑った。

いまちょっと笑ったよね??穴開いちゃうって笑っちゃうくらいウッカリな感じなことなの?!とそこが1番気になったが、静かにしていた。

 

そんなヒアリングの後は、診察というより説明と手術の合意という感じであった。
こないだ取ったとこの周りにもまだ悪いの残っている可能性がある。数値からするに確率的にはやらなくても結果的に大丈夫な可能性の方が高いが、予防措置的に手術して取っておく方が安心です。
手術しますか?
うぅ、じゃあやります。
はいじゃあ、いま予約ビッシリなので早くて2ヶ月後だけど、それまでに紹介元で検査してくれた検体を念のため再度チェックさせてもらうのと、胃カメラ大腸内視鏡とアレとコレとを検査しておきましょう。
写真やらDVDやら持ってったけど、結局ほぼイチからやり直しかーい!と思った。

 

何か質問ありますか?と言われたので考えた。

そういえば、前の病院でもらった写真の中で腸内にクリップらしきもの(むしろ豆電球みたいなもの)がパチパチくっついているものがあった。

これって、もう除去されてるの?退院前の内視鏡の写真にもまだ残ってたけど、この後取ってくれたの?というのが疑問だったので聞いてみた(ちゃんと聞かなかったので親や知人に「ちゃんと聞け!」と叱られたのだ)。

すると、これはそのうち勝手に体外に出ていくものなので取っていません。一生残ってることもあります。とのこと!

えーー!!このいくつもある豆電球残りっぱなしなの?!なんか、ここで便秘になりそうじゃない?!どうせ今度開くなら取ってよ!と思ったが、また腸に穴開いても困るので黙っておいた。

 

それから肝心の入院日数だ。

先生は無情にも、手術日の前2日、後5日が最短です。合併症が起きたらもっと長くなる可能性もうんたらかんたらと言った。

はあ、どうやら最短でも前回と同じ8日らしい。

ちなみに後で個室料金を調べたら貴族か芸能人でもない限り無理なお値段であった。なんなら大部屋の窓際ですら高い。庶民は大部屋しか選択肢はない。

前回は全然いまどきではない病院だったけど、手が届く個室で良かったなあ。

 

今回も断飲断食なのか、とかはあえて聞かなかった。聞いたって結果は変わらないのだから知らないほうがよい。

というわけで、診察終了。

本日の折り返し地点がここ。
続く。

紹介状をもらい直した

先日入院していた病院に電話をし、別の病院に紹介状を書いてほしいと頼むと、診療時間内に一度来てほしいと言われた。

 

そこで翌日の朝一で紹介状をもらいに病院へ。

待合室でしばらく待っていると、旅行カートを引いた人たちが何人か出入りしている。

おお、今日から入院する人たちですな。

自分もそうだったと思うが、一見なんともなさそうな人たちでも結構入院するんだなぁ、と思った。

しばらく待っていると、受付の人が病院名を書き換えた紹介状を持ってきてくれた。

 

家に帰るとすぐに紹介先の病院に電話をした。

入院していた病院の病院名と、診療科、医師の名前などを詳しく聞かれる。診療科は把握しておらず、先生の名前も忘れてしまったので、病院ホームページを調べながらしどろもどろで答える。

その後今お通いの病院で紹介状は書いてもらっていますか?と聞かれたので、はいと答えると、さらに写真や動画を収めたCD ROMはもらっているかと聞かれた。

そんなものはもらっていないなあ。

やはりそれがないとまずいのかと聞いたところ、それがないと検査が増えたりするということだったので、改めて入院していた病院に画像データをもらいに行くことにした。

ちと面倒だが、それがあるかないかで予約の日程も変わってくるというので、仕方ない。

 

再び入院していた病院に電話をし、病状を記録したデータをもらうことはできるかと聞くと、あっさりとオーケーされた。

そして、その日中に準備をしてくれたものを受け取ることができた。

 

中にはどんな映像が入っているのだろうか。おそらく過去に見せてもらった腸内の写真と、穴が空いてしまった現場写真、生検の結果などが入っているのであろう。

思い出にコピーしておこうかとも考えたが、面倒だし気味悪いのでやめておいた。

 

それをもって無事、4日後に新しい病院の初診の予約を入れることができた。

大腸外科は大変混み合うので、長くお待たせすることもあるという。

そういうからには待つのだろうな。

これまで大した病気にかかったことがないので、さっさと診てくれる病院に一番空いてる時間を聞いて行く位しかしたことはなかった。

なんだか大変な病院を予約してしまった気がしてきた。おそらくもっと重篤な症状の人も来るところなんだろう。

私なんぞがいっていいのかわからないが、行ってきます…

どこの病院に行こうかな

検査結果を受けてとりあえず適当な病院を選んで紹介状を作ってもらった。

しかしまあここは病院に詳しそうな親の意見も聞いてみよう、ということで翌日実家へ。
この手の話は親の言うことにあまり間違いはないし、スマホ操作は怪しいが、電話しまくってすごい情報を集めていたりするのだ。
また、父が一昨年あたり初期の食道がんになって入院したので、がん関係の情報も詳しい。

 

で、親に◯◯病院の紹介状もらったんだけど、と伝えると、早速的確なアドバイスがきた。
まああそこはがん診療連携拠点病院だから悪くはないけど、いくなら国立がん研究センターがベスト。
あそこは各分野の専門家がチームを作って患者一人一人に最適な診療方法を考えてくれる。化学療法をすることになっても副作用が極力ない方法を選択してくれる、と。
ひ、ひえー、化学療法とか考えてなかった!

ちょっと遠くない…?と思ったが、駅まで着いちゃえばバスでたったの5分!と押し切られた。
まあ、今後また何があるかもしれないし、お得意様になっておくのは確かによいのかも。であれば最初から部長クラスじゃなくて社長と仲良くなっておいた方がいいよね…

 

ということでちょっと離れてはいるが、国立がん研究センターに行くことを決めた。
まずは紹介状なしで行けるか電話で確認しなさい、と。
しかし我々の世代はちょちょいと検索すりゃわかるのだ、そういうことは。
どうやら紹介状なしだと、診れないこともある、みてくれたとしても追加料金がかかったり、検査も最初からやり直しになるとのこと。
おお、それはごめんだ。
入院していた病院にもう一度紹介状書いてくれと頼みに行こう。
週明け、仕事は放り出して病院に行ってくる。

大腸ポリープ検査結果

先日の大腸ポリープ手術の、生検結果を聞きに行った。
生検、ってなんだか恐ろしい響きだ。
生体検査の略らしいが、生体実験みたいな雰囲気がある。
生きたまま検査される、みたいな。実際生きてるのだが。
しかも患部を切り取って検査するって、字面が恐ろしい…
まあ、少なくとも今回は手術の結果出てきたゴミを検査するだけなのだが。

 

朝イチで病院に行ってブロックゲームをしながらソワソワと待っていると、「①番にお入りください」のアナウンスが。
先生は前回の手術のときの大腸内部の写真をパラパラ拡大で見せてくれた後、結果発表をした。
「いやーそれがですね。」
という切り出し方で、どうも想定していた中で一番よろしくないパターンだなと悟った。
想定1:ただのポリープでした
想定2:ガンだけどすっきり取れました
想定3:ガンであり追加の措置が必要

↑の3であるらしい。
要は、取ったけどもうちょい下まで行ってそう、リンパ管まで行ってそう、なので開腹手術して取ったところの周辺の掃除をしてもらってください、まあやばいとこはとっちゃったから基本大丈夫なんだけど。
ということらしい。
大きい病院を紹介してくれるそうだ。

 

うーん。また1週間くらい断食入院てことか。
いや、わざわざオープンするのだから、最後ちゃんと閉じてくれるはず、先日みたいにひたすらくっつくの待て、という感じではないのかも?
しかし、この先生はあまり詳細な説明をしてくれるタイプではないことがわかっているので、そのあたりは大きい病院のほうで聞くとしよう。

 

そんなわけで、紹介先4つあるけどどれがいい?と尋ねられた。
どれも行ったことはない。
オススメあります?ときいたら、ない、と。どこでも安心ですよ、とのこと。
よくわからないので、なんとなく親が入院したことがある病院を選んで紹介状を作ってもらった。

作ってもらっている間、待合室でボーッとしながらブロックゲームをしていたら、史上最高得点が出た。無心の勝利か。

息子の試合・決勝

続いていよいよ決勝である。
1番コートと2番コートのそれぞれ上位2名、計4名で勝ち抜き戦を行う。
出場者は1番コートから白シャツ、サッカーシャツ。2番コートから赤シャツ、うちの息子である。
みんなこれまでの相手とは一味違う顔つきだ。
ここまでくると欲が出てくる。ここで優勝せずともひとまず準決勝を勝ち抜けば、この系列スクールの大会に出場できる。大会に行きたい!!(ついていくだけだが)

 

準決勝が始まった。
第一試合は赤シャツ対サッカーシャツである。
これまでは自らのミスで点を落とす試合が多かったが、さすが準決勝、いい試合だ。
しかし残念、同じ2番コートで戦った赤シャツが負けて、サッカーシャツが決勝に駒を進めた。

 

第二試合は白シャツとうちの息子である。
点差が開かず10点間際までどちらが勝つかわからない試合であった。
予選ではなかった鋭い球が飛んでくることもあり、私の欲もありで大変ソワソワした試合だったが、息子は淡々と試合を進め、無事勝利!

決勝と、大会出場が決まった!!ヒョーゥ!!

 

ところが決勝戦のサッカーシャツは強かった。
これまでの相手と比べるとかなり格上な感じである。後もう少し待てば次のクラスに抜けていったのではないかというレベル。
ここではあっさり負けて、準優勝が決定した。

 

試合後はお土産のテニスボールの袋詰め放題である。
普段のスクールでは定期的に球を新しいものに交換してくれるのだが、その交換前の古い球が景品なのである。
しかし子供たちは大興奮。うちの子は1番最後まで袋にぎゅうぎゅう詰め込んでいた。

その後大会への参加意向の確認と、大会会場の説明などを受けてこの日は終了。
大会は隣の県の割と遠方であったが、楽しみである。

息子の試合・予選

テニススクールの掲示板を見ると、ジュニアクラスの大会のお知らせが貼ってあった。
うちの息子も数年前、1番下のクラスから真ん中のクラスに上がって少し経ったときに、このジュニアの大会に出場したなあ。

 

出場は参加費を払えば誰でもOKである。
そこで勝ち抜いてそのスクールの同じ級の中で1位もしくは2位になると、同じ系列の別の地域のスクールで勝ち抜いてきた子たちと戦う試合に出場できる。
まぁもちろん、このスクールで1位もしくは2位なんて無理に決まっているので、せめて1試合でも勝てればいいなぁと思った。

 

まずは同じクラスの子供たちを二分割し、コート1とコート2に分かれてそれぞれで総当たり戦を行った。
うちの息子は2番コートである。
同じコートには、保育園は一緒だったが小学校は別という、顔見知りだがいまさら恥ずかしくて話すことはできない、と言う関係の女子が2人もいた。

そしていよいよ試合スタート。
息子の順になると、特に緊張した様子もなくコートに入る息子。

試合はコーチの球出しによる10点先取である。
決して威力があるわけではないが、安定した返球で着々と得点を重ねる息子。
そのまま行け〜と思っていたら、なんと一回戦をめでたく勝利することができた。次の試合に向けてよい弾みがついたなーと思った。
保育園時代のママ友からも◯◯くん上手じゃん、と言われてちょっと嬉しい私。

 

その後も快調に勝ちを重ね、ニヤニヤする顔をママ友の手前必死に抑えながら観戦。
見事2番コートの総当たり戦を全勝で飾ることができた。
親はこんなにヘタクソなのによくやった!!

美しいフォームを身に付けたい

最近はそこそこ打ち合えるようになったものの、たまに自分の動画を見るとおそろしく格好悪い点は相変わらずだ。
そこで、ちょっとおっかないがフォーム改善できそうなコーチのところに振替で参加することにした(入院したり、キャンプ行ったりで振替は常にたまっているのだ)。
いつも通っているクラスに不満はないが、よりフォームに厳しいコーチのクラスに参加することで、見た目も美しくなりたいと思ったのである。

 

80分のクラスの中で3分くらいあるかないかの個人指導の時間、そこでフォームに対するアドバイスをもらう。
先週の振替の際は、
ストロークの打点が前すぎる。だから前につんのめりぎみになっている。
・打ったあとくるーんと回ってる。打点に目線を残せ、回るな。
と言われた。

今週の振替では、
・後ろに下がりながら打ってのけぞるな。姿勢が崩れている。
・サーブの打点も前すぎる。
と言われた。

 

私はこれまで打点は思ってるより前。と言われてきたので、かーなり前方を意識していた。
サーブのトスをする時も、手をうーんと前に伸ばしてほれっと上に放り投げる。それでうまくいってることもあったので、それが違うとは思わなかった。ラケット長いし。
が、どうやら、そこまでする必要はなかったようだ。
確かに少し自分の体に近づけたところで打った方が、ストロークもサーブも打ちやすい気がする。

 

あとはくるーんと回る問題だ。打ったあと体が開いてるっていうのか?他の人はそんな風になっていないのだが、染みついたヘンな癖はなかなか抜けない。
この頭悪そうな打ち方を気づかせてくれるように、常に誰がが前に鏡を置いといてくれれば良いのだが(割れる)。

 

そのコーチに残念そうな顔でいろいろ指摘されると、こわいー、しかしこれじゃいけない、次はうまくやらねば、と思う。家で素振りした上でまた振替でやってこようと思う。