大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

入院4日目

今日も元気に6時に起床。今日も飯抜き水抜きだ。

こんなに飲まず食わずでよく平気だよね、と我ながら思うが、全ては点滴のおかげである。

 

さて今日も暇なので、身の回りのこと(半径30センチ以内)について綴ろうと思う。

★歯磨き

歯は磨くほど何もついてはいないのだが、口内をすっきりさせるために歯磨きをする。

今日は歯磨きの後、ほんのりとエノキ茸の風味がした。断食中の身にとってはこんな味でもちょっと嬉しく、美味い、と思った。

 

★ヘアスタイル

入院前日依頼洗っていない、かつ、ゴロゴロしているだけなので、ぐちゃぐちゃである。

しかし程よくオイリーになり、寝癖で毛先が跳ねた姿は、見ようによってはスタイリング剤で襟足をキュッと抑えて外はねにしたおしゃれなミセスにも見えなくもない。

鏡の中を覗いたら一瞬ヒロスエっぽく見えた。

ま、後頭部はペッチャンコなんだがね。

 

★心電図?

心電図を取っていると思われる機器がある。胸に3箇所、シールで固定されたものから3色のコードが伸び、小型の機械に繋がっている。

手術後の半覚醒状態の時、なんだこのプイプイという音は!と思っていたのは、この機械がたまに発する音らしい。

この固定シールがやっかいで、なんせすぐ取れる。寝返り打つと取れる。すると看護師さんが貼り替えにくる。今度は逆に寝返り打つとまた取れる。今度は自分で直す。が、貼り方が違ったらしくまた看護師さんが来る。

忙しいのに申し訳ない。ガムテープとかで固定してくれても良いのだが…

トイレに行くときには点滴台をゴロゴロ引っ張り、この小型の機械を手にもって用を足す。邪魔だ。

するとある時看護師さんが、おトイレしづらいでしょ?と、この機械を首からぶら下げる袋を貸してくれた。かっこ悪いが便利である。

 

★点滴

我が命綱である。しかし4日目になると様子がおかしくなってきた。

しょっちゅうポタポタが止まるし、針を刺している部分が少し痛い。

ポタポタが止まると看護師さんが途中の接合部から生理食塩水?を注入して流れ込むのを促進してくれるのだが、これを注入されるときも地味に痛い。

そのうちじわわーと血が出てきた。すると、看護師さんが「あらあら、痛い?点滴刺し直すー?」と尋ねてくれた。

ううむ、再度針を刺すのもやだな。でも、このままずっとジワジワ痛いのはもっとやだな、ということで、差し替えをお願いした。

すると点滴も快調、痛みもなくなり快調。やっぱたまに刺し直さないといけないんだなー。

 

★ベッド

最初数日はほとんどフラットにしていた。

上半身を起こすこともできるのだが、なんだか腰が痛くなるのだ。

ところが試しにどこまで起きるのか試してみたところ、75°くらい起き上がることがわかった。こうなるとでかい座椅子だ。

この状態にすることで各段にパソコンが使いやすくなった。

 

------

さて、消灯まであと1.5時間。

明日はそろそろスープとか与えてくれても、いいんじゃないかなあ??