大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

球技なんて嫌いだったが…

3年ほど前の話。

健康診断のよくわからない項目でE判定が出た。

母に相談すると「運動不足ね」と、占い師のように告げられた。

確かに思い当たるフシばかりだ・・・。本格的なコロナ禍に突入する前から、会社が厳しくないのをいいことに週の半分以上はテレワークにしていた。その後コロナ禍になり出勤は月に1、2回とさらに減り、体を動かす機会は激減した。

 

そこからは

・毎朝ウォーキングする

・週に1回は出勤し、行きか帰りは一駅歩く

・何かスポーツを始める

という目標を立て、健康回復に努めることにした。

(一応、検査結果を受けて血液内科にも行った)

 

早速、早起きをしてのウォーキングをスタート。これだけでもちょっと健康的な気持ちになれる!

と、数ヶ月間快調に続けていたが、年が明けたらめちゃくちゃ寒くなった。朝、家出るのムリ・・・

ということで、冬期は3カ月中断した。

 

週に一度の出勤も実行した。午前か午後に余裕がある日を選び、一駅手前の駅まで(から)歩くのである。

これが一駅と言っても結構遠く、しかも途中は割とキツめの坂道である。めちゃ運動になる…毎日やったら健康間違いなしだ…

しかし、週イチなのでそこまでの運動感はない。

 

ではスポーツも始めよう!

ということでひとまず筋トレを始めてみたが、キツい。。

絶対やったほうがいいことはわかったが、どうにも続かない。

割と足は速かったこともあるし、やはり球を追いかけまわすようなスポーツのがよいのかもしれない。

が、以前から球技は正直苦手である。

小学生の時になぜかやっていたサッカー。球がビチーンと当たると痛いし、夏は炎天下で水も飲ませてもらえず、ホント地獄(今とは時代が違ったのだ!)。

サッカーはやめとこう。。そもそもおばさんは入れてくれない。

 

大学時代にうっかり取ってしまったバスケットボールの授業でもヒドい目にあった(そもそも大学でバスケの授業を取るようなやつらはバスケ好きなのだ!)。

期末に単位を取るためにしぶしぶ出た補講で、偶然ゴールを決めたときは、全員から拍手が沸いて大層恥ずかしかった…。

 

では、小学校のママさんバレーはどうだろうか。小さい頃は「アタックNo1」が大好きだったし、ちょっと興味ある!

が、これもママさんという人間関係がめんどくさそうである。

そういう団体には必ず役員とか係がついてくるのだ。

だからこそママさんバレーに参加すると、小学校のPTA仕事が全免除になったりするのだ。

恐ろしい、やめよう。。

 

ここはもう「金なら出すからドライな関係で楽しくできるスポーツ」を探そう。

 

そんなことを考えている時、会社の若者が「テニスやりましょーよー、たのしっすよ」と声をかけてくれた。

おそらく社交辞令だろうが、これは私にとっては神からの啓示であった。預言者「会社の若者」である。

そういや、近所のテニスコートでおばちゃんたちがキャイキャイ言いながら楽しそうにダブルスをやっている。

エースは狙わないが、私も将来ああいうおばちゃんを目指そう!!

 

そうと決まれば異常に行動力のある私、即座に最寄りのインドアテニスクラブの体験レッスンの予約をした。

「インドア」これが体力のない私の必須条件である。