大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

初日はボロボロ

勢いで入会したテニススクール。

練習初日、私は怯えながらスクールに向かった。

入会後、8ヶ月継続しないと違約金が発生するのでそこまでは続けたいと思うものの、数回で姿を消す可能性が高い。テニスウェアやグッズを買うのはまだ控えておこう。。

ウェアは前回と同じダサダサスタイル、ラケットはレンタルである。見た目からヘタっぽい雰囲気を出しておくくらいがよいのだ。

 

参加者は全員で十数名。ご夫婦できてる方、若い人、同世代くらいの人、といろいろだが、みんな上手そうな顔つきをしている。

そんな中、唯一話しかけてくれた同世代の女性がいた。神のような人である。

 

準備運動が終わると「ショートラリー」と言うものが始まった。

勢いでテニススクールに入ってしまったが、よく考えたらテニス用語も、テニスのルールも全く勉強せずに来てしまった。

ストロークとか、ボレーってなんだろう?そういえば、テニスの試合ってよくサーティラブ。とか言ってるよなあ。サーティワンぽいよなあ。

などと考えているうちに、どうやらラリーと言うのは球の打ち合いのことらしいとわかった。

 

先ほど話しかけてくれた人とペアになり、コートを横に使って両サイド同士の距離を打ち合う。

皆さんウォーミングアップといった感じで簡単そうにやっているが、これが全然できない。

斜めに飛んで隣のペアに迷惑をかける、飛ばしすぎる、飛ばなすぎる…

その次は、コーチが近い距離から手で投げてくれるボールを相手コートに打つ練習だ。

辛うじて当たっても前ではなく、天井やあさっての方向に飛んでしまう。

上手だなぁ、と思ったお兄ちゃんの打ち方を見ると、球を打つ直前にピタリと止まって、スコーンと球を打っている。

こちらは球とラケットをヒットさせるのに必死で、ピタリと止まる余裕など全くない。

 

これがこの後、ネットを挟んで向かいのコートから、ラケットを使っての球出しに変わった。

飛んでくる球の勢いが倍以上に増す。そして、どこに落ちてくるかの予想が全くできない。

こうなると、ドタバタ走ってラケットを振り回しているだけで、ほとんど全て空振りとなる。

他の参加者の視線が痛い。。

 

そしてその後がさらに辛い。

最初のウォームアップではコートの短い辺同士でのショートラリーをおこなったが、今度は長い辺を使っての「ロングラリー」である。

しかも、幅はコート幅の1/3程度。

ロング、かつ、せまっせまである。

私のように真っ直ぐ飛ばすなんて至難の業、という人間にとっては、その1/3幅(3,4メートル?)は、ダーツで真ん中のまるいとこに当てるようなものだ。

 

というわけで、ちっともラリーにならない。むしろ、ロングラリーの隣でやっているコーチとのマンツーマンレッスンの妨害をしている。逃げたい…

目が悪いのでよく見えないが、相手の冷たい視線と「はあ、またこいつと当たったか…」というため息が聞こえるようである。。

 

前回の体験レッスンでは緊張のあまり疲れを感じる暇もなかったが、今回はどよよんと疲れて終了した。

同僚とのテニスはいつできるのやら┐(゜~゜)┌