大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

もう少し考えてラケットを買った

テニススクールでは、年に何回かさまざまなメーカーのラケットが展示される。

それらはお試しで使うことができ、その期間中に展示されているラケットを購入するとちょっとお得に購入できるのだ。

 

そんなときは遠慮なくいろいろ試してみる。

スペックの違いはよくわからないので、素敵なデザイン、かつお値段高めのものを試すのだ。

 

どれにしよーかなーと物色していると、コーチがやってきて、私が先日適当に購入したラケットを見てくれた。

ほほう、ラケットは悪くないんですが、300グラムは重すぎますね。280ぐらいがいいと思うので、今日はこのあたり試してみたらいかがですか?

とのこと。

 

どうやら私のラケットは300グラムで、重すぎるらしい。男性や腕がしっかりしてる人ならよいが、私には重すぎるということらしい。

へええ、20グラムってそんなちがうんだ。

いつも買うひじきが30グラムで重さなんて感じないくらいだけども。

 

そんなわけで、280グラムのラケットを試してみた。ヨネックスの赤と青の素敵なラケットである。

打ちやすい、気もするが、正直言うとよーわからん。

そもそもが全く安定していないし、当たるも八卦当たらぬも…状態なのだから仕方ない。

でもヨネックスのそのラケットがその時とてもかっこよく見えた。赤と青の、などと言うとフランス国旗みたいだが、もっとさわやかでキラッとしていて人気者になれそうな赤と青なのだ!

というわけで、一本目のラケットはかなりテキトーに買ってしまったが、今度はちゃん調べて買おうかな、という気になってきた。

 

ちゃんと新品を買おうとなると、実にいろいろなことを決めなくてはならない。

ラケットの重さは問題ない。280グラムだ。

メーカーもヨネックス、日本のだしなんだか安心だ。こないだの赤と青のを選べば多分間違いない。

しかし、グリップ(握り)の太さとか、ガット(あみあみ)の素材とか種類、ガットのテンション(張る強さ?)、などなどパラメータが多すぎる!

 

無理だ、分からなすぎる。特にガット関連はネット記事で説明を読んでもなんのことやら?だ。これはリアル店舗で買うべきものだ。プロに頼るべきものだ。

ということで、スポーツ用品店へ。

お店の人になんで相談したらいいかもわからないのでしばらくもじもじしていたが、時間の無駄なので声をかけた。

初心者体力なしのおばさんです。私のようなもの向けに、ごく一般的な感じでガットを選んで張ってください。

ということで丸投げしてきた。

 

最初のバボラはすぐお蔵入りとなってしまったが、ここで購入した2本目はこの先延々と使い続けるラケットとなる。

そして、同時期に同じのを購入した人がたくさんいたらしく、その後何度か「お揃いですね」という会話がされたのであった。