テニスとも入院とも全く関係ない話。
この4月から、私の住む地域でプラスチックゴミが分別回収されることになった。
これまではペットボトルや缶などの資源ゴミ、紙ゴミなどは分別されていたが、プラスチックは燃えるゴミとして出すルールであった。
それがプラスチックも資源ゴミとして分別回収されることになったのだ。
私は大変ケチなので、これまでも紙を普通ゴミとして出すということができなかった。
紙はレシート1枚であっても、紙資源ゴミとして出したい。子供のテスト結果も、ポストに入ったチラシも、レトルトカレーの箱も、なんでも紙資源ゴミとして出したい。
しかし、ゴミの大半を締めるプラスチックゴミがこれまで資源として回収されなかったため、非常にもったいなく感じていた。
そうなると、プラスチックゴミがでるスーパーやコンビニの弁当はなかなか買う気になれない。
味噌の容器やヨーグルトの容器も、捨てるのが惜しい。
が、現代人がそんなことを言っていたらゴミ屋敷になってしまうので、そこはやむなく心を鬼にして捨てることにしていた。
しかしこれからは全て資源、お宝じゃーと思いながら捨てることができるのだ!
4月からのスタートを待ちきれず、3月の頭から自主的にプラスチックを収集し始めた。
はっきり言って大変楽しい。もはやプラゴミ集めは趣味とかコレクションと言ってもいいかもしれない。
今一番打ち込んでることは?プラゴミ集めです。即答である。
プラゴミを集め出すと、多くの商品に親切にプラマークが付いていることに気づく。
こんな小さい袋にもプラマークが。あ、ここにも!
今日は顆粒コンソメの紙っぽい袋が実はプラだったことに気づき、なんでプラなのにこんな紙のような破き感出せるのか?!と感動した。
おかげで毎日が楽しい。
これまでなかなか捨てられなかったものが全てお宝に変身したので、折れていたハンガーも、フタがどっか行ってしまったタッパーも、子供のガラクタも、捨てることにした。
ちなみに今日集めたのは、せんべいの個包装の袋、レトルトカレーの袋、顆粒コンソメの袋、ごぼうが入っていた袋、きりたんぽと鶏出汁の袋、子供が買ってきてバリバリ食べたポテチの袋、萩の月を包んでいた袋、などなど。
カレーの袋は洗って乾かさなくてはならないが、乾くのを待ってプラゴミ袋にいれることもまた楽しい。
だが、一見エコ活動をしているようだが、プラがお宝になったせいで購入のハードルが下がってしまったという負の一面もある。
しかし今は集めることが楽しいので、今後もケチケチとゴミを集めたいと思う。