大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

入院2日目

朝は6時起床。とっくに起きていた。

看護師さんが現れて、腸に穴が開いてしまったので、しばらくごはんなし、飲み物もなしで安静に、と告げられた。点滴があるので、死にはしないらしい。

傷口から出血すると開腹手術、とのことで、私はおとなしく暮らすことにした。

 

一昨日の入院前日のお粥生活の時は、空腹だった。周りに誘惑が多かったのもあるかもしれない。

しかし、昨日、今日とそこまでの空腹感はない。とはいえ、水も禁止か〜、いつまで続くのであろう?

そんな省エネモード状態にも関わらず、朝から採血6本。HP剥ぎ取るな、と思いつつジッと我慢。

 

それも終わると、ヒマ。

私は安静にするということが苦手なのだ。

しかし現代人は常に脳を使っていて暇さえあればスマホを見たり、明日の予定を考えたりしてしまうらしい。まさに私である。

なのでこんな時こそボーッと瞑想をするのもよいかもしれない…

 

とはいえ、うっかりそのまま居眠りするとまた夜眠れなくなるから、やはり何かせねば。

まずは面倒だが、会社に連絡する必要がある。同じ部署の皆さんに、迷惑かけるが3日予定だったところを延長し、1週間ちょいお休みします、と連絡した。

幸い今週は祝日があったため、休みの延長はわずかで済みそうだ。今週月曜に入院して、最短日曜に退院できたとして、翌月曜は荒れ果てているだろう自宅の再建をし、仕事はせめて火曜以降のスタートにしたい…

 

こうして午前中は、会社の人と治ったらうなぎを食べよう、焼肉をたべようとヨダレの出る話をしたり、暇つぶしゲームを教えてもらったりして過ごした。

 

たまに執刀した先生が様子を確認しに現れる。

お腹をグイグイ押して痛くないですか?と聞かれる。痛いです、押されると。たぶん、平常時でも痛いです。容赦ない。

あとで看護師さんに「先生来た?」と聞かれたので、グイグイお腹押されたと言ったら、「先生押すの強いよねー」と笑っていた。

その後も2回くらい先生がきたが、その都度グイグイ押していった。

 

ちょっとスマホ見るのも目が疲れてきたなあ、と思い始めた夕方頃。

母が暇つぶしアイテム満載の紙袋を差し入れてくれた。面会禁止なので看護師さん経由である。

中身は

・数年前のサラリーマン川柳ベスト

通販生活(雑誌)

手塚治虫の「アドルフに告ぐ

などなど、なかなかナイスなセレクトである。

やっぱ紙は目に優しいよねー、ということで、午後はこれらをゆっくり眺めて暮らした。

 

なかなか過ぎない時間だったが、ようやく21時となり、消灯。

スマホのライトでしばらく読書をした後、寝た。