大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

息子投入

様々な一人自主練を試したが、やはりテニスは人間相手のスポーツである。

というわけで息子にもテニスをやらせることにした。

近い将来、反抗期で会話してくれなくてもテニスならしてくれるかもしれないし、老後もうまくいけば皇族みたいなファミリーになれるかもしれない。

 

さっそく息子を誘ってみた。すると当時コロナ禍真っ盛りでヒマ、かつ運動の機会も減っている時期だったため、すぐに了承してくれた。

まずは体験レッスンへ行き、そのまま即入会。

 

その頃、なぜか息子の小学校の同学年の女子が大量に同じクラスに入ってきた。

キャイキャイした雰囲気の中、黙々と空振りし続ける息子。

息子には早く私の練習相手になってもらわねばならないため、毎週末、川沿いの遊歩道でゴム付きボールを打ち合う練習をした。

すると、息子はするすると上達し、明らかに同学年の女子たちよりうまくなった。

私は自分を上達させることはできないのだが、息子を上達させることには成功したのである。

私のおかげ、というよりはこれが世にいうゴールデンエイジというやつなんだろう。羨ましいことだ。

 

あっという間に下のクラスで一番の安定プレイヤーになった息子は、すぐに真ん中のクラスにあがった。

ここでは試合っぽい練習が増え、クラスのメンバーのレベルもグッとあがり、初心者感がなくなった。

練習を見ているだけで楽しいし、ジュニアのクラスはコーチの説明もわかりやすいので、結構勉強になる。

新しいクラスにもすぐ慣れた息子は、コーチともなかなかのラリーをするようになり、私はもうジュニアクラスの練習を見に行くのがすっかり楽しくなってしまった。

 

そんな中、スポーツクラブの同じレベルの子たちが集まる試合が行われることになった。

これは申し込むしかない。