大腸ポリープを取ったテニスおばちゃん

テニスの話と、大腸ポリープを取ったら腸に穴が空いた話

会社の人とテニス2

同僚がテニスの稽古をつけてくれたことがある。

千葉県某所の駅から離れたテニスコートに連れて行ってくれて、「うまくスピンが打てない」などと言う私に合わせて練習を見てくれるという、無料の送迎サービス付きコーチである。

 

平日の昼、かつ駅から距離があることもあり、がらんと空いていて最高である。

多少ボールがフライしてしまっても、隣に迷惑がかからないのはありがたい。

午前中から始めて、2時間ほど練習を見てもらった。日中で暑いし、2時間は無理っしょと思ったが、なかなかのコーチぶりで2時間きっちり飽きさせずに指導をしてくれた。

スピンなら松岡修造のやっていたあの練習がよい、など引き出しも多く、何より褒め上手。

おー、きれいにスピンかかってますよ!回転かかってるの見えます??

…見えない。太陽も眩しいし。

 

しかしなんだが、結構できるかも、という自信をつけてくれたような気がする。

その後、昼ごはんを食べて喫茶店でデザートを食べながらテニス談義と仕事トークをして帰宅。

有意義な有休の1日であった。ありがとう同僚。

 

さすがにこんな大サービスを同僚にしょっちゅう頼む事はできないが、こんなふうにテニスの相手をしてくれる相手が近くにいたらいいなあと思う。

スクール以外でテニスをするというのは結構パワーが必要で、相手を見つけて、相手と予定を合わせた上に、家族と調整し、さらに空いているテニスコートを予約せねばならないのだ。

テニスコートも土日の手頃な値段のところは滅多に空いていないし、高額なところはとても手が出ない。ちょっと離れたところに行かないとならないのだ。

この調整は大変めんどくさい。

 

となると、やはり手っ取り早いのは家族である。

しかし息子は息子で忙しいし、夫にテニスを始めろと言ってもそのうち〜という感じだし。

仕方ないからおやつで釣った下の子を連れて川沿いの遊歩道でチマチマと練習する。

球出しの練習にしかならない…